ようこそ HP ひろ坊爺さん 11 月号へ
エンターテイメント№212 2022.11月号
がんに打ち勝つ人の特徴は、「体力」「気力」「食事力」のほかに「娯楽力」を持っている人だそうである。「娯楽力」つまり「エンターテイメント力」も病気に打ち勝っていく一つの要素らしい。
三水会という名の飲み会&海外旅行
毎月第3水曜日、ミナミの北陸料理を出す居酒屋に集まる銀行OB飲み会がある。がんの手術をする頃から、コロナ流行のため取りやめとなっていた。その後少し収まる気配があったとき、幹事の方で再開を模索してくれたが、安心して飲み会が開けるような情勢にはならなかった。
そしてこの10月、まずは上本町のホテルで昼食会という形で再開した。私が2年前から、胃がんで余命6か月を告知されていることで、メンバーの方々から電話やSNSで励ましてもらっていました。しかし私自身、この会への参加はもうできないものと諦めた時期がありました。
10月初め術後満2年の検査で、医師から「進行は見られない」との所見を聞いた、その折飲み会への参加の是非を聞いてみた。「乾杯のカップ1杯ぐらいは可」との事で参加を決めた。
私が参加してもう20年以上になる、この会は当初大阪市内の1支店の(その後副社長になられた)今は亡きK支店長時代のメンバーが集まった飲み会だったようです。その後ご一緒したことがない人たちも参加し、今15名ぐらいになっている。私が参加したころのメンバー平均年齢は63~64歳ぐらいだったが、今は77~78歳。
そのうち現役で仕事をする人が少なくなっていき、月1回の飲み会が待ち遠しいのか(暇なのか)、飲み屋の前に10分も前から集まることが多くなっていた。
10年以上も前から、三水会のメンバーで海外旅行をすることになり、ほぼ毎年行われていた。行先はすべてアジア・東南アジア。国別では韓国・台湾・ベトナム&カンボジア・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・ベトナム中部・インド・ベトナムホーチミン・中国上海の10回
9 か国(他に中国西安・北京は不参加)を旅した。 10人前後の旅行メンバー、会社OBの飲み会だけならどこにでもあるだろうが、数日間も寝食を共にして異国を彷徨う会社OBはめったにないらしい。
この大好きな飲み会、再開の当日お見舞いの品をいただき、カミさんあての1通の文が添えられていました。