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 政治に言いたい放題、趣味に娯楽に書きたい放題

ようこそ HP ひろ坊爺さん 11 月号 


 

エンターテイメント


  がんに打ち勝つ人の特徴は、「体力」「気力」「食事力」のほかに「娯楽力」を持っている人だそうである。「娯楽力」つまり「エンターテイメント力」も病気に打ち勝っていく一つの要素らしい。

エンターテイメント№213  2022.12月号
Trip&Tour (21-6     談山神社の段々

1112日土曜日明日香路と多武峯談山神社へ。

 70歳を過ぎ、ビジネスマッチングの仕事を起ち上げて間もないころ、大手企業の経験者達が中小企業の商品を他社へ紹介するなどを事業とした「N雇用創出機構」に、B/A(ビジネスアソシエイト=営業顧問)として席を置いた事がある。先任お二人のような実績もなかったが、スーパー3 一角に選任され。 3人とは月に一度会社側と情報を交換するなどで、大阪の事務所中心に京都で会議を持ったり飲みに行くことのあった。

 そこで親しくさせていただくようになった豊中のFさんは東京のK大学卒業後大手商社 I 商事へ入社、以降主に大阪基盤の系列繊維会社などを育成、定年後も多くの会社の顧問などで後進を指導、80歳を過ぎてもなお矍鑠として活躍されている。

 見舞いがてら来ていただいた4月には二人で今井町を歩いたが、今回は私の車で。近所の買い物等雑用以外で車を運転したのは病後初めて。

 その日は絶好の行楽日和で汗ばむほどの暖かさだった。談山神社の紅葉にはまだ早いと思い、まずは飛鳥路石舞台へ、近くではイベントの野外コンサートをやっていた。石舞台に近い売店と併設された和風レストランで食事したあと、日本最初のお寺飛鳥寺へ、今まで何度も前を通りながらも寺内の拝観は初めて、僧の案内でこれも日本最古の飛鳥大仏さんに手を合わせた。

 この後の多武峯 談山神社のモミジは思ったより紅葉が進んでおり、境内の急な階段を昇り、十三重の塔をみながらてっぺんの舞台までたどりつくことができた。紅葉の鮮やかさに酔った二人は多武峯観光ホテルの5階展望室で絶景の写真を撮ったあとコーヒーを飲みながらお互いの趣味、読書などしばし談笑。

 Fさんから「あの階段を昇りきる体力がついてきている事は大したもの」と言われ、また一つ自身が付いた1日だった。                                  

   
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