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ようこそ HP ひろ坊爺さん 12 月号 


 

エンターテイメント


エンターテイメント№202  2021.12月号 
Trip&Tour (21-6     
思いきって温泉へ! 長島温泉 + なばなの里1泊2日

1日目
 1年間やった抗がん剤治療を中止して8週間(約2か月)、副作用も少しづつ楽になってきている、また巷ではコロナが予想以上に収まってきて、諸々の規制がなくなってきた。夫婦の会話でどちらからともなく「今だったら行けるかも?近場の温泉ぐらいなら」で行先を検討。

胃を2/3摘出して退院した直後は、大阪にあるガン専門クリニックへ行くのでさえ息子の車か、都合の悪い時は橿原市の自宅からタクシーで往復するのが精いっぱいだった。

 癌を患う2年ほど前まで飲み会の仲間と毎年海外 アジア・東南アジアを旅行するのが楽しみだった。退院したころは、旅行なんて海外はおろか国内でももう無理と諦めていた。

病後(中)休養には温泉がいい、と思い、いろいろ考え比較的近い長島温泉を。近くには「なばなの里」も楽しめるということで、いつも飲食・カラオケを楽しむ友達 I さんご夫婦と4人。ママ友同士で相談、話はすぐにまとまり、Iさんが運転してくれるということで甘えることに。

ナガシマリゾートには3つのオフィシャルホテルがある。前から「花水木」は一度行ってみたい旅館、一時期1泊7~8万円もした記憶がありパス。今回はお隣の「長島・リゾート」で予約。

11月18日、天気は上々一路長島リゾートを目指し出発。途中亀岡インターで昼食。大阪へ出ることが少ない私にとって「美味しいラーメン」に飢えている。メニューに「ご当地亀岡ラーメン」というのがあったので即注文、これを頼んだのは私だけ。味はみそ仕立てで中華野菜そば、決してラーメンではない。

高速道路を降りると、スパーランドの名物ジェットコースターの骨組みが見えてすぐそばに3つのホテル。手前からオリーブ 花水木 ホテル・ナガシマの順に並んでいた。ホテルは旅館ではなく純ホテル風、部屋は広くはないがホテルならまあこんなもの。女性二人が「三井アウトレットパーク」に行っている間少し休んで専用バスでなばなの里へ。

5時半ごろの「点灯」に間に合う。ライトアップされた風景、今までこのようなメルヘンチックな雰囲気を味わった記憶はあまりない。池に映る紅葉とネオンの時計台など。光のトンネルをくぐってメーンエベントの「雲海」のショー。しばし我を忘れて動画をおさめるうち一行とはぐれて一瞬迷子に。

風呂は3つのホテル共通の大浴場、ナガシマだけの大浴場。部屋には大きめの浴槽に60℃の源泉使い放題。これなら感染が心配な大浴場へ行く必要がない。温泉を溜めるのに時間がかかりそうなのでまずは食事へ。


 ホテルの楽しみは何といっても食事。夕食は約100種類の和食・洋食・中華を取り合わせたビュッフェスタイルの「山もみじ」で。できたての料理がいっぱい。この頃は観光ホテルでもビュフェ方式は多いと聞く。

ここのホテルは感染予防も徹底していてまずテーブルに案内され、ルールの説明を聞く。マスクをしたまま両手に透明の使い捨て手袋で料理を採る。料理の種類は申し分なしで味は最高。ズワイガニ食べ放題(といっても他のものも食べたいので少ししか)、ふぐ鍋やハマグリの吸い物、サザエのつぼ焼きも、ステーキは焼いてくれるのを待ってお皿へ、肉も柔らかく美味い。

胃が1/3しかないのでかなり自制し、食したつもりでも部屋へ帰って少し苦しくなる。源泉が冷めるまで時間がかかるので少し薄めての入浴、それでも温泉。

2日目
 風呂は昨日は薄めたこともあって、今朝は源泉そのものに入りたいとの思いで、朝起きた時から源泉だけをマックスで湯張りする事に。しかしなかなか溜まらず朝食の時間が来てしまったので入るのをあきらめて昨夜と同じ「山もみじ」へ。

 旅館の朝食大好きの私にとって、朝もビュフェはどうかな?と思ったが、食材がいいのか美味しく食べることができた。


 このホテルの予約の特典は「なばな」の2日間入場券付き。昼間のなばなの里と言えば、お花。その季節ごとの花が植えられているので、ぶらりとお花を見て楽しむことができそう。私たちの入場券には、ベゴニアガーデン入場無料という特典がついていた。このベゴニアガーデンがため息が出るほど、キレイで見る価値はありでした。

 
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