おもいつくままにCONCEPT
#216 2020.12
がんと闘う 4
がんに打ち勝つ人の特徴は、『「体力」「気力」「食事力」「娯楽力」などがあって、諦めない気持ちを持っている人』と、どこかに書いてあった。私に人に負けないものがあるとすれば「食欲」、いままで風邪ひいて少々熱があろうと、病院で入院していても食欲がなくなったことはほとんどありません。
菅新首相の食事時間についての報道があった、ソバなどかなりの速さで食べられるようだ。私も食うことの速さではあまり負けた人はいなかった、熱いラーメンでも数分で。蕎麦やうどん類はほとんど噛まない。ゆっくり食べると食べた気がしないのです。
いま胃が1/3しかないことによる食事のとり方、ゆっくり食べる事の難しさを痛感しています。 一度にある程度以上の食物が胃に行くと「ダンピング現象」が起こることは医師から聞いていた。ダンピングとは胃から小腸に急に(食べたものが)流れた場合の拒否反応のようなもの。退院してゆっくり食べることに少し慣れてきたころ、食事中経験した事のない苦しさが私を襲いました。
私にあるもののもう一つは、「娯楽力」。これは「気を紛らわす趣味、打ち込むことのできるもの」があるか?という意味と解釈している。
私には 15畳ほどの2階の書斎兼寝室に入ると没頭できるものがある。仕事の資料など諸々が置いてあり、本棚があり、TV BDレコーダー ミニコンポがあり、3種類のカメラがある。 PC プリンターがあり、タブレット スマホと同期など、やることに事欠かない。
HP制作・ブログ更新をはじめとして、Word文書、やExelでの図表などの作成。SMSでの発受信、株のネット売買、インターネットバンキング、JRAの馬券ネット投票、BIG・ロト6の購入。ネット通販Amazonは会費4900円払ってプライム会員になっている。
PCに保存されている3万枚ほどもある旅行や孫の写真・動画などの整理、スライドショーDVDなどの作成。映画・ドラムなどのDVD BDの作成。映画のDVDだけで約2000枚。音楽CDの作成や、CD/DVDラベルも自分で印刷する。疲れてきたらPCでソリティアや麻雀ゲームで気を紛わせます。
このように二階の部屋に入れば、抗がん剤の「しんどさ」もひと時忘れることができるのです。